仕事・キャリア

こうして、ビビりな僕は人材業界に入社した。

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こんにちは、でゅおです。プロフィールでも何回か書いていますが、僕は新卒で大手人材会社に入社しました。

実は僕、昔から独立への思いはうっすらとありまして、今日はそう思ったきっかけになった出来事について書こうと思います。

 

将来がとにかく不安。どうすればいいの?

 

新卒の頃、就職活動って本当に難しかった覚えがあります。

 

大学生活を過ごし、役に立つと思えないカリキュラムと付け焼刃の英語やらMOSやらの資格試験や海外旅行にいく人たちが、こぞって会社説明会に参加し、業界知識もないまま面接3回くらいで入社を決めていきます。

 

入社の選択ミスったらブラック企業パワハラ、斜陽産業に行って10年後20年後に会社がつぶれる可能性だってあります。

上手く入社出来てもゴルフとお酒と麻雀を覚えて頭の角度を45度で固定しながら必死に米つきバッタになる・・・みたいな。

(※あくまでもイメージです。)

 

当時大学生の頃僕は、将来に不安しかありませんでした。

 

大学2年生の頃になんとなく本屋で買った「ワークシフトー孤独と貧困から自由になる働き方の未来図」という本を読んだんですよ。

 

この本は有名なのでご存知の方もたくさんいると思いますが、簡単にお話しますと、2022年になった時に働き方がどう変わっているのか?というテーマで、社会的環境の変化やテクノロジーの発展等の大局を見据えながら色々なキャリアモデルを紹介する・・みたいな話だったと記憶してます。

 

この本には医者、OL、マックジョブ等、我々の身の回りにいるごく普通の人たちがどうなっているか想像されたケースが書かれているのですが、当時相当衝撃を受けたのを覚えています。

 

詳細は忘れましたが、例えば医者はベトナムに住みながら、同じ家にある手術ルームから通信機器を使って遠く離れた場所にいる患者の患部を見ながら遠隔操作で手術を行う。OLは近所のバーチャルオフィスに出勤して自分のアバターを設定し会社のイントラに入って仕事をする。マックジョブは仕事がなくなり賃金も下がってきて、高カロリーな安い食事を食べ続ける。。みたいな話が書いてあるんですよ。

 

当時この本が出版したときって2012年なので、もう6年が経過しています。実際この未来って当時より全然想像出来るんですよね。

 

で、僕はこの本を読んだ後、急速に不安を覚えたんですよ。本当に将来生きていけんのかなーとか、ホームレスになったらどうしようとか、この未来において組織で働いて上を目指すって正しい選択肢なのかなぁって。

 

そうだ!まずは話を聞いてみよう。

 

で、その時にあるテーマでインタビューをしようと思ったんです。

 

「10年、20年と自分の力で飯を食い続ける為に、何をすれば良いだろうか。」

 

聞きたい相手は独立し、一人で仕事をしている経営者でした。

そうと決まったらとりあえずネットで調べて今でいうオピニオンリーダーみたいな人に直接会いに行って話を聞かせていただきました。

 

ビジネス書を年間20本くらい出してた作家の方とか、有名どころのビジネス書の編集長とか、数か月後高知に行かれたプロブロガーさんとか、今考えると恐れ多い方とお話しました。

 

 

で、やはり話を聞いていると共通項が生まれるもので、皆さんとにかくエッジが利いてる方ばかりだったんですよ。

 

自分の軸や意見をしっかり持って、それを裏付ける実績を持っていまして、悔しいけど、この人たちと自分には圧倒的な差があるなぁと思ったんですよね。すごく憧れたし、こんな働き方してみたいけど、今の自分はどうしたら良いかわからない。何をしたら先に進めるかもわからない。そんな風に思ってこの活動を終えました。

 

話聞いたけどやっぱわかんない。これからどうしよう。

 

このまま将来どうしようかなぁ。

将来に不安を抱いたまま、色々な業界を見ていた時に一番ピンと来たのが人材会社でした。

 

理由は一つ、経営者に会えるから。

それだけでした。

学生の自分はおぼろげながらも目指すべき道が見えてました。こういう道に進みたい、こんな人になりたい。

そんな風に思っていた時に人材業界に出会いました。

 

人材業界の仕事って学生でもわかりやすいんです。

電話やメールや、FAXをして人事責任者にアポイントを取って、自分の求人やら紹介やらの案件を買ってもらう。

でその方法って、学生の僕がやってた事と同じだったんです。しっかり相手に誠意を持って丁寧に接して対応する人間を評価してくれる。そんな仕事でした。

 

僕は仕事をしながら経営者とたくさん会う環境を手に入れる事で、自分の将来を考える時間を延長しました。

 

とは言っても、その後うつになり、現在に至ります・・ちょっと長くなってきたので、これは次に書こうかな。

 

今日はここまで!