仕事・キャリア

残業したくないのは甘えなの?→それが当然の価値観です。

残業したくないですねー。

とにかく残業したくないですねー。

残業したくない!!!!!!!!!

こんな話をしてしまうと、「今どきの若いもんはー」を唱えるオッサンたちがやってきてしまうかもしれません。

いやいや、残業したくないですよ。

でね、もっと言えば残業したくないって思えてしまうのはその仕事がつまらないからですよ。

今日はその話をしていきます。

こんなに働くのに、なんで残業するんだろう。

あなたの会社の定時は何時から何時までですか?

一般的な会社だと朝の9時から18時まで、お昼休みを含めて8時間労働が基本でしょうか?

仮に3年定時の時間だけ勤めるにしても1日8時間×週5日×4週間×12ヶ月×3年間としても5760時間働くわけですよ。

天才になるためには10000時間が必要と言われています。これは「天才!成功する人々の法則」という本で書かれている「1万時間の法則」というものですが、5760時間といえばその半分に当たります。

つまり、3年定時で働く時間をすべてひとつのことに費やせば、天才への道の半分の時間は満たせるわけですよ。

で、周りをみてみましょう。

「2倍の時間を過ごした6年目以上の方の中に、天才は何人いますか?」

そもそも集中出来てない論

残業しなくても3年もたてば6000時間弱の時間を投資しなければならないわけです。じゃあなんで時間を投資しているにも関わらず、こんなにも能力が低いサラリーマンが多いのでしょうか?

無駄な仕事と、集中力が原因です。

1万時間の法則では、人が集中した時間でカウントされます。バイオリニストが一日中狂ったように弾き続けるように。集中することが必要です。

そして、無駄な作業が多いです。意味のない会議、ムダな雑談、特にホワイトカラー系の仕事に多いでしょうか?あなたもみたことありませんか?ダラダラしながらパチンコ屋に入っていくスーツ姿のサラリーマンの方を。

こんな無駄な時間を割いているサラリーマンは、オフィス街に行けば腐るほどみることが出来ます。

プロスポーツ選手や、アーティストならまだ話はわかります。ですが、サラリーマンの仕事において集中してスキルを高めている人なんて、ほとんどいないのが実情です。

残業なんて無駄。やりたい人だけやればいい。

残業なんてやりたい人がやればいいんです。ぼくもかつてそうでしたが、前職では残業をすることをもはや楽しみにしていました。

残業をすることで、上司から認められる。努力でカバーできる。そんな風に思う人は一定数存在します。そうやって仕事を楽しんでいる人が残業をするなら構いませんが、やりたくないのにやってもらったって無意味ですよね。

本人もつらい、パフォーマンスも低い、残業代もかかる。払う意味なんかあります?

世の中、残業は嫌われた文化です。だからこそあえて引き受けることで、会社内での評価を高めるという一つの手段にできる人ならそれでもいいと思います。

ですが、強要されてまでやる必要なんてありませんし、それは甘えでも何でもありません。

突発的に残業している人ならまだしも、毎日残業が当たり前になっている会社で「出世」をしたいかって話ですよ。

無理してやらせたっていいことない。定時まで働くだけでも、6年やり続けたら1万時間ですよ。興味もないならサッサと転職しちゃいましょう。