仕事・キャリア

”正社員”のメリットって何だろう。人生100年時代に向けて考えるべきこと。

大学を卒業してから、”正社員”になるという道以外考えたことはありませんでした。

当時ぼくが大学生だった頃には、既に定年退職によるリタイアは想像出来ませんでした。退職金をもらって、ゲートボールしながらのんびり過ごすような人は一部の貴族か成金です。

リンダ・グラットンのLIFE SHIFT(ライフ・シフト)によれば、2107年には主な先進国で半数以上の人間が100歳よりも長生きするのだという。

100歳まで生きる時代に、旧来の社会保障制度は通用しない。60歳まで頑張って定年を迎えたところで、あと残り40年もある。40年はゲートボールをしてのんびり過ごすには長すぎるし、そもそも出来ないでしょう。

ぼくたちは、少なくとも今の定年を迎える世代よりも働き続ける必要がある。

そんな残酷な時代において、正社員のメリットって何だろう。

「大企業や公務員”だけ”が正解じゃない。」そう教えてくれた恩師の話

正社員のメリットは「安定している”様に”見えること」

正社員のメリットは3つあります。

  • 年々給料が上昇していく年功序列制度
  • クビにされにくい終身雇用
  • そして転職をする上での履歴書

この3つには共通点があります。

それは、”安定している”様に”見えること”です。

最初は給料が安いけど、少しずつ給料が上がっていきます。

そしてなかなかクビにされず、雇用を安定させることができます。

そして、正社員の経験が”働く”為の一つの証明となります。(少なくとも、今は。)

サウザー氏のVoicyに気づかされる社畜たち。〜本当にやりたかったことってなんだろう〜

このメリット本当にほしい?

新卒のときに、正社員として働くことのメリットを理解し、行動する学生は何人いるでしょうか?

新卒入社した約3割は、3年以内に辞めるということを聞いたことがあります。上司のストレス、人間関係、通勤、低賃金、長時間労働。

せっかく大学に入って、仕事をするための努力をしても、3年間で3年辞めてしまう。それが今のこの国の現状です。

一寸先は闇。どうなるかわからない時代に、若い頃の時間やお金を我慢してまで得たいものってなんでしょうか?

それを考えて就職している人は、どれだけいるでしょうか?

ロボットに仕事を奪われない為には?⇒”クリエイティブ”を身につけよう。

”40歳まで我慢”じゃ、これから先は生き残れない。

ぼくがお会いしたオッサンのひとりに「会社の主役になるのは30後半から50の人間だ。」という発言をする方がいました。

正社員、ましてや大企業となれば若い時代に得られるスキルなんて微小なものです。世の中にはびこるオッサンたちの元でコピーを取ったり、責任を取らない仕事をしていてもスキルは身につきません。

金は少ない、仕事がつまらない、責任を取れない。それでも若い時間を犠牲にし、仕事を続けていていれば幸せになれる形が旧時代にはありました。

そんな悠長なことを言ってる暇なんてありません。

若い内から金を稼ぐのであれば、自分で責任を持って仕事をしたほうが良い。お金も20代から稼いだほうがいい。会社の看板がなくても実力を評価されるようになればいい。

人生100年時代だからこそ、若い頃から責任を持って仕事をする必要があるのです。

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