コラム

読書の習慣を身につけるために、守るべき3つのルールと方法

読書の習慣を身に付けたい・・・

たくさんの本を読めるようになりたい・・・

本を読んでスキルアップしたい・・・

そんな風に考えたことはありませんか?

 

世の中には、だれもが読めるようなかんたんな本もあれば、

いろいろな前提や、知識が必要となる本もあります。

ぼくは大学生になるまで、本をほとんど読んだことがありませんでした。

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しかし、長年の読書訓練により、今ではむずかしいと言われる本も読んで、理解し、楽しめるようになりました。

そこで、まだあまり本を読む習慣がない人のために、読書習慣を身につけるコツについてお話しようと思います。

難しそうな本にいきなり手をださない。

タイトルに惹かれて、いきなり難しい本に手を出そうとすると、「積読」状態になります。

読書の習慣を身につけるためには、まずめちゃくちゃ簡単かつメッセージが強い本を読んで、本を読む訓練をしてみましょう。

例えば、「星の王子さま」という本は児童文学ではありますが、大人が読んでもとてもおもしろい本です。

体裁は児童文学ながら、子供の心を失ってしまった大人に向けての示唆に富んでいる。« Le plus important est invisible » 「大切なものは、目に見えない」を始めとした本作の言葉は、生命とは、とはといった人生の重要な問題に答える指針として広く知られている。

-Wikipediaより転載

児童文学と侮るなかれ・・人生における大切なこと、子供のころ見た大人の姿、世の中っておかしい。って思う気持ち。たくさんの大切なことが入っています。

ブログ等を読むのがすきな人でも、本を読めないという人はよくいます。

スマホで見るような文章と、本の文章は全く異なります。

本を読む習慣をみにつけるためには、まず本という形態に慣れる必要があります。縦書きで、右側から、行間の詰まった本は、ブログなどと全く違う活字です。

まずは簡単な本を読んで、読んでて楽しい!と思えるような本を選んでみましょう。

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全部を読もうとしない。

買った本を最初から最後まで読もうとすると、失敗します。

本にはどうしても抑揚があります。面白いと思う部分もあれば、全然おもしろくないとおもってしまう部分もあるでしょう。

おもしろくない箇所にあたってしまって、諦めるくらいなら、いっそ目次の面白そうな段落だけよんでみましょう。

全部を読もうとすると、途端に義務感が生まれます。ですが、自分がおもしろいと思う章と、最後の章だけでも読めば、その本の結論や、論理の展開などがある程度見えてきます。

興味がなくなった本でも、最後の章を読んでみたら「面白さ。」に気づくことが出来ます。

無理に全部読もうとせず、興味がありそうなところだけ読んでみましょう。

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人から借りて読まない。

本をあまり読まないのであれば、絶対に人から借りることは辞めましょう。

人から借りる場合、「早く読んで返さなきゃ」という義務感が生まれます。

すると、本を読んで内容を理解することではなく、「ざっくり読み終える」ことを目的ととらえてしまいます。

人から借りた本には、思い入れもわきません。

まずは、自分が本当に興味がもてる本をさがし、自分のお金で買いましょう。

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まとめ

今日は、本を読むことを習慣にするために注意すべき方法についてお話しました。

  1. 難しそうな本にいきなり手をださない。
  2. 全部を読もうとしない。
  3. 人から借りて読まない。

上の3つを守り、本を読む意識を強めて、少しずつ難しい本に挑戦していくことで、だんだんと読める本の幅が広がってきます。

いきなり難しいことは出来ません。

だからまず、”簡単”な本を”自分で買って””興味が持てる部分だけ”を読んでみましょう。

本は新しい知識や知恵をあたえてくれるすばらしいものです。

読まない/読めないなんてもったいない。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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