コラム

「左ききのエレン」が面白すぎて表現できない!凡人は天才になれない?

心を揺さぶられる。心拍数が上がる。

こんなマンガに出会ったことはありますか?

ぼくは今日、衝撃的な神マンガに出会ってしまった・・・

先日、アルパカ先生(@alpaka2018)が更新していた「Kindle Unlimitedのおすすめ良書まとめ(2ヶ月間99円のセール中)」という記事でご紹介されていた「左ききのエレン」というマンガ。

朝通勤前に読み始めて、気づけば今日一日で読み切ってしまった。

あまりにも強烈過ぎたので、今日はこのマンガを紹介したいと思います!

(Kindle Unlimitedで読むことが出来ます!今なら2ヶ月で99円!)

 

この記事の内容

  • 「左利きのエレン」って何?どんなマンガ?
  • 才能ってなんだ。自分ってどれだけ凡人なのか思い知らされる。
  • 自分は「凡人である」という自覚を持つ人にこそ是非読んでほしい。

「左利きのエレン」って何?どんなマンガ?

左利きのエレンは、元々ピースオブケイクのケイクスというプラットフォームで連載が開始された漫画のようです。

天才になれなかったすべての人へーー。 朝倉光一は、大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナー。いつか有名になることを夢みてがむしゃらに働く毎日だが……。「フェイスブックポリス」で一躍話題になったかっぴーさんが挑戦する、初の長編ストーリーマンガです。

引用ーCakes公式ページより

物語の前半は、主人公であり、才能を求め努力を続ける凡人・朝倉光一、そして絵を書くための手を持った天才・山岸エレンの2人が中心となり話が進んでいきます。

この物語の主人公は途中から主人公の光一を起点として、様々な人に入れ替わっていきます。

光一の上司・彼女・取引先・同僚・・・光一の目線では気づけなかったその人の心情・背景を主人公を変えていくことで表現する。ザッピングストーリー形式マンガです。

才能ってなんだ。自分ってどれだけ凡人なのか思い知らされる。

このマンガでは高校時代・大学時代・社会人時代の3つの時間軸を交錯しながら、様々な人に出会います。

自分の才能に絶対的な自信を持つ人・才能の無さから嫉妬をした人・才能を求めて壊れた人・才能を分析し立ち回る人。

誰もが他人と比較し、自分とは何者なのか?自分の生き方に、もがき苦しみ葛藤を抱えています。

このマンガのキャッチコピーが「天才になれなかったすべての人へーー。」であるように、「本物の才能ってどういうものなのか?」「才能のある人間のモノの捉え方」「凡人が壁にぶち当たった時の心情」を、マンガという手法で見事に表現しています。

「あぁ・・・これが本物の天才なんだな。」「この思考って凡人なんだな。」とまるで読者の心情を読み取っているかの様に、強烈なインスピレーションを与えてくる漫画です。

自分は「凡人である」という自覚を持つ人にこそ是非読んでほしい。

人生、社会人になる頃までには幾度もの挫折を味わいます。それは高校の部活動であったり、受験勉強であったり、バンドだったり。

「自分がいくら努力をして頑張っても、勝てない相手がここにいる。」

そんな経験をした人には、是非このマンガを読んでいただけたらなぁと思います。

主人公の光一は、最後まで凡人という枠の中から出ることが出来ませんでした。でも、そこまでやりきった努力があるから、そう言える。挑戦をしないことは最も簡単なこと。その挑戦をして、絶望を感じた時が人生のスタートかもしれない。

「左ききのエレン」というマンガでは、「自分が凡人である」に気づいた人に少しだけ解決策を提示してくれています。

きっと一度でも「努力をした経験がある人」「才能には敵わないと思ってしまった人」「「人生ってこんなもんか。」と諦めてしまった人」・・・そんな人には心に残るマンガになること間違いなしと思います。

そんな左ききのエレンですが、現在作画をフルリライトした「左利きのエレン」がJUMPCOMIC+で連載しているそうです!

作者であるかっぴーさん(@nora_ito)本当に素敵な漫画をありがとうございました!JUMPCOMICS版も、新作アントレースも続きも楽しみにしてます!!!!!!