転勤って文化古くないですか?
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転勤というシステムが、嫌いだ。
僕が新卒の頃、1番お世話になっていた先輩が転勤する。
4年近く東京勤務をしており、その努力が認められ昇進する話があったが転勤の話も出てきたそうだ。
僕はこの転勤というシステムが大嫌いだ。
組織の中で人事異動というイベントを発生させ、従業員を活性化する。新しい拠点を立ち上げるためにナレッジがある人間を派遣する。色々な部署を経験させることで俯瞰的な視野を持たせる。。会社として色々なメリットが存在すると僕は先輩から教わった。
もちろん、人によっては転勤が好きな人もいるだろう。新天地にモチベーションが上がる。遊びたい。海外で働きたい。そんな風に思って自分が願う人はぜひとも進んでほしい。
僕が転勤システムを嫌いな理由はたった1つ、会社に住む場所と時期を強制されるところだ。
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転勤が何故強要されるのか?
先ほどの先輩に話を戻そう。年齢は30半ばで、1年前より年下の彼女と同棲をしている。一年前に同棲をしたばかりだからもちろんお金なんてあるわけないし、ましてや今後結婚を考えているそうだ。
しかし、転勤という話になりせっかく上手くいっていた関係性が崩れてきてしまったという。
「転勤命令ならば、仕方ない。」
日本社会、日本組織は上の命令に絶対。Noと言ってはいけない愛社精神を求められる。サラリーマンであれば上が言ったことに異を唱えようものなら干されていく。そういう社会で組織は成り立っている。
終身雇用、年功序列という旧時代の価値観でいつまで生きるつもりなのだろうか。
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住む場所まで、何で会社に介入されねばならない?
転勤命令をする人間は、本当にその人間の事を考えているのだろうか?自分がその立場になったとしたら、どんな反応をするのだろうか?
やりたいと思い行くのならそれは個人の自由だ。しかし引越しなんて、自分がしたいならまだしも人に強要される事にストレスを覚えないはずがない。
金もかかるし、やることも増える。家族にだって迷惑がかかる。いつまでこんな事を続けるのだろうか。地方で人が欲しかったら地方で採用すればいい。何故、組織の命令によって住む場所まで決められるのか。
住む場所を選ぶ権利を放棄し、一緒に住んでいる家族にまで迷惑をかけた結果、会社は何をしてくれるのだろうか。
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反発しなければ、何時までたっても変わらない。
結局、人々が「転勤命令だから仕方ない。」と諦めてしまっている限り、いつまで経っても変わらない。指揮官は命令を聞かない人間より、命令を聞く従順な人間を求めるのだ。
どんどん反発し、意見を発信していこう。
僕たちは今ネットの社会で生きている。働く先だって本気で努力すればいくらでもあるし、共感をしてくれる仲間はいくらでもいるはずだ。
昭和の古びた価値観なんて捨ててしまい、新しい時代に進んでいこう。
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