コラム

お金が払われなくても、たのしいものってなんですか?

 f:id:duo00731:20180502195341p:plain

こんにちは、でゅおです。

 

GW中盤戦ですが、今日もお金を稼ぐために労働してまいりました。

 

お金って大事ですよね。

 

でも、義務感を持って労働が出来るって今の時代だけなんじゃないかな。

 

お金のために仕事ができる環境は今後確実にへっていきます。

 

今日はそんなことをお話しようと思います。

 

 

好きだけど、お金がもらえないならやりたくない。

 

僕は、しがないITコンサルタントとして仕事してます。

 

社畜脳というテーマでブログ書いている中お話しするのもなんですけど・・・

 

僕、それなりに仕事を楽しめてるんですよ。

 

ぼくの仕事はIT技術を利用した製品の資料作成がメインです。

 

なかなかトレンドをついている仕事でして、例えばブロックチェーンとか、RPA(ソフトウェアロボットによる業務自動化)とか、QR決済(LinePayとか)、AI(人工知能を利用したソフトウェア)とか・・・とにかく新しい技術を実際に調査して、製品をみて、提案書に落とし込む。そんな仕事をしています。

 

昔インタビューをやっていた時「10年後も自分のチカラでメシを食う」ってテーマでいろいろな人に話をきいてたんですよね。

 

▼その頃を書いたブログ

www.etheduo.com

 

 

同時期に「未来予測」の勉強をたくさんしていたこともあり、何時間も事例を調べたり、ソフトウェアを自分でさわったり、作ったものを顧客に提案する仕事はぼくとしてもそれなりにおもしろいんですよ。

 

ただ、この仕事を無給でもやりたいか?って言われると間違いなくNoです。

 

それは何故かって、結局使われてるからなんですよ。

 

毎朝満員電車にのる必要があるし、調査テーマはクライアントに応じてかわります。

 

だから自分が「もっと分析したい。」「調べたい。」「触って見たい。」って思えることがあっても、打ち込むことはできないです。

 

残念ながら組織はそういうものですよね。

 

社長が給料を振り込んでくれなければ、今のぼくには生活ができないんです。

 

生活のため、タネ銭をためるため、今ほとんどのサラリーマンは不満はあれど毎月の給料というものにぶら下がることになるんです。

 

 

ただですね。ぼくが仕事をしながら日々テクノロジーに触れていて感じることは、

 

嫌々やってる仕事は今後ロボットにまちがいなく代替されますし、

 

そういうひとにコストをはらう必要性はなくなるだろうと思っています。

 

義務感でやる仕事は、”ロボット”にすら勝てない。

 

この業界にいると、ロボットがどれだけ人間にとって脅威的な存在であり、

ロボットがいる世界でどう生き残っていくのか。真剣に考えるんですよ。

 

で、ありきたりですが、ぼくの答えとしては

やっぱり自分がすきなこと、やりたいことをやるべきなんです。

 

ここで1つたとえ話をしますね。

 

あなたはペットを購入しようと考えています。

どちらのお店からペットを買いたいですか?

 

A・・・ペットが大好きで、購入した後もペットを気にしてくれて、長くアドバイスしてくれるひと

 

B・・・ペットはそれなりに好きそうで、その場では丁寧に対応してくれるけど、購入した後は一切きにしてくれないひと

 

 

 

 

おそらくほとんどの人がAを選択するのだと思います。

そりゃそうですよね。誰だってそうなりますよ

 

 

さて、ここでもうひとつ選択肢を出してみましょう。

 

A・・・ペットが大好きで、購入した後もペットを気にしてくれて、長くアドバイスしてくれるひと

 

B・・・ペットはそれなりに好きそうで、その場では丁寧に対応してくれるけど、購入した後は一切きにしてくれないひと

 

C・・・その人の特性や好みを踏まえて定量情報をもとにペットの提案をしてくる“ロボット”

 

 

この問いにたいして、あなたはどれを選ぶでしょうか?

 

やっぱりAを選ぶとこたえた人は、僕と同じ意見です。

しかし、Aの存在がいなければ僕はCのロボットを選びます。

 

人間がロボットに勝てる1つの要素は感情です。

 

  • 自分がほんとうに好きなものを発信するひとに、ぼくたちは心を動かされます。
  • 本当に好きなことは、いわれなくても興味や関心を持ちます。
  • 好きなものだからこそ、上達します。

 

だから、お金をかせぐために義務感でやろうとしてもこれからの時代は絶対に勝てません。

 

”好き”を仕事にしている人に加えて、ロボットにすらも勝てなくなるからです。

 

しかも、こうした世界が訪れるのは、おそらく想定されるよりはやいです。

 

今、多くの日本企業で、ソフトウェアロボットによる業務効率化が行われています。

 

この取り組みを企業の上層部は「人間にしかできない仕事を任せるため」と説明します。でも、今はまだ労働者からの反発を恐れているだけなんですよ。

 

 僕らサラリーマンがやっているほとんどの仕事は、すでに技術的には代替が可能なんです。労働組合が声を出してくるから、今はまだ抑えてるだけ。

 

「そんな事まだ無理だろう。」と思っている人も、実物をみればみるほど不安を覚えるに違いありません。

 

あなたのすきなことはなんですか?

お金が払われなくてもやりたいことはなんですか?

 

ぼくは最近、このことばを自問自答しています。

 

自分が本当に興味を持てる分野はなにか。

自分がお金をもらえなくてもすきなことはなにか。

 

ここを考えないで生きていたら、ある日いきなりロボットに仕事を取られる未来がぼくには想像できます。

 

だからこそ、一緒に考えていきましょう。行動していきましょう。

 

また次回!