こんにちは、でゅおです。
この記事の対象読者は、以下のような方を想定しています。
- サラリーマンを辞めたいけど、独立するにはちょっと勇気がいる・・・
- 独立するにしても何を強みにすれば良いかわからない・・・
- サウザー氏のVoicyを聞いて自分も”青雲の志”を目指したくなった。
”青雲の志”の意味がわからない方・サウザー氏を知らない方はこちら▼
旧来の価値観がアップデートされる時代に、ぼくらは生きている。
2018年になって副業という考え方は一気に広がってきました。
社会保障システムの限界、平均寿命の増加、終身雇用崩壊、働き方改革、AIやロボットの存在、さまざまな要因で我々日本国民は旧時代より残っていた制度のアップデートを迫られています。
マーケティングの神様ともいわれる神田昌典氏は、著書「未来から選ばれる働き方」において、2034年までに「日本の会社というシステムは一度死ぬ」と断言しています。
実際、この予想を”想像が出来ない”というにはあまりにも現実的ではありません。
ぼくたちが旧来知っている「会社のシステム」は以下のようなものでした。
- 会社の名前、コミュニティ、取引先含めた看板が個人の価値になる。
- 一人では出来ないことが、組織であるからこそ実現できる。
- 毎月お金を稼げることで、生活が安定する。
ぼくたちは、社会的なコミュニティを求めて企業に就職をしていました。これは、幼いころから同じです。日本には義務教育があり、ぼくたちはそこでコミュニティでの過ごし方を学び、社会に出て組織で働くための教育を受けました。
それは社会共通で形成された”あるべき姿”でした。
会社や学校に属さず、アルバイトをして日銭を稼ぐ人間はフリーターと呼ばれていました。家から出ない人間はニートと呼ばれていました。彼らは一般的な価値観から外れた存在であり、そこに国民共通のヒエラルキーが形成されていました。
それがどうでしょう。仮想通貨で1億円を稼ぐニート、月に数十万稼ぐプロ無職、気づけば肩書がその人の価値を左右する時代は終わり、個人の名前やスキルによってヒエラルキーが再編される時代が訪れました。
それはすべて”テクノロジー”の発展が成しえた事です。
会社に属さなくとも、パソコンによって金融商品が購入できる。SNSを利用して自身の影響力を高めることが出来る。肩書が無くても人と関わることが出来る。
ぼくたちは、今新しい時代に向けて少しずつ変わることを求められています。
だからといって、ほとんどの人間は凡人です。
いきなり仮想通貨で1億円を稼ぐことも出来ず、Twitterで有名人になり、プロ無職と名乗ることなんぞ出来ません。
いや、もちろん会社を辞めて独立出来るスキルがあれば良いですよ。
でもそれは、脱サラしてお笑い芸人になったり、ミュージシャンを目指すのと同じくらい大変な道のりです。
信頼の全てが無くなり、銀行から金も借りれない、住むところも見当たらない。固定収入も手に入らない。短期的に固定収入を得るならバイトしたり時間を割かなければなりません。
社会からはみだすことは、想像しているよりもずっと辛いです。お金も精神も。
じゃあ、ぼくたち凡人はこれからの時代をどう生きていけばよいのでしょうか?
その答えのひとつとして、ぼくはIT業界で戦略的勤め人となる事を提案したいのです。
何故、IT業界で戦略的勤め人をすすめるのか?
ぼくは戦略的勤め人としてあるべき姿を以下と定義しています。
- 努力をすることで仕事の効率化が可能である。
- 独立するにあたって必要なタネ銭が貯めやすい。
- 新しい時代を生き残るために必要なスキルや技術を学べる。
サウザー氏もお話されていますが、勤め人を卒業したいのであれば、本業とは別に使う気持ちと時間を確保することが必要です。本業が忙しく大変だと、時間も気持ちも追いつきません。
最初は大変でも、試行錯誤を繰り返すほど効率化できる環境が理想です。
また、お金の余裕も重要です。将来的に副業や独立を視野に入れるためには、限られた給料の中から更に出費を削って、お金を貯める必要があります。
極度な節約は人にストレスを与えます。生活の質を必要以上に落とさないためにも、出来る限りお金をもらいやすい環境が重要です。
ぼくたちはテクノロジーの発展により、既存の社会では実現できなかった生き方が出来るようになっています。今ぼくたちが何気なく使っているスマートフォンも10年前は存在しませんでした。
勤め人として働くと、どうしても会社の環境が世の中の中心に思えてしまいます。ぼくたちがこれから生きる時代ではテクノロジーを知り、理解し、使いこなせる環境が理想です。
もちろん、この条件を満たす会社は世の中にたくさんあるでしょう。ぼくが人材業界で働いていた時も、数は少ないですがこうした会社を見てきました。
しかし、上の条件を満たす”業界”といわれると、ぼくはIT業界しか思いつくことが出来ませんでした。
もし、今の仕事に将来性を感じられなかったり、給料が満たされなかったり、スキルに自信を感じられなかったら、絶対にお勧め出来る業界です。
ただし、IT業界については悪いイメージもいまだ残っています。労働時間は長く、業界構造も特殊。プログラムも難しい。さっぱりわからない中、努力してスキルを取得したら糞案件にぶちこまれて、奴隷のように働かされる。。
一般的にはこういうイメージがまだあると思ってます。
そこで、現役ITコンサルでもあるでゅおから、新しい技術について、IT業界について、知らない人にもわかりやすく知ってもらえるように、これからコンテンツを作っていけたらと思っています。
【連載企画】IT業界の誤解
でゅおの視点からIT業界の実態をお伝えし、世間一般で広まっているイメージを払拭していきます。IT業界のことを知らない方にもわかりやすくお伝えできるようにコンテンツを作成していきます。
もし、ご感想、質問がありましたらTwitterにいつでも連絡くださいね!(フォローもお待ちしてます。)
▼現在連載中▼
誤解①プログラミングが出来なければならない。
誤解②IT業界は残業がめちゃくちゃ多い。
■以下執筆中
誤解③エンジニアは全員コードが書ける。
誤解④IT業界は大手企業の方が有利。
誤解⑤IT業界は給料が低い?
番外編:IT業界ってそもそもどんな仕事あるの?
以上!少しずつIT業界のことや、テクノロジーのことをわかりやすく面白く説明できればと思ってます。