「もう限界!会社を辞めたい!!」
辛くてどうしようもない時が人生の節目節目に訪れます。
「何で毎日毎日こんなに長時間残業しているんだろう。」
「自分の人生ってなんなんだろう。」
「このまま一生こういう生活を続けていくのかな・・?」
こんな風に思ったことはありますか?
ふとした瞬間に、仕事を辞めたいという強烈な衝動に駆られることがあります。
ぼくは、うつになる2週間前にこの衝動を経験しました。
当時、日曜日友達と一日中遊んでいた時です。
2人でプレステ4をやっていたのですが、ある瞬間、ぼくの脳内は
「会社を辞めたい!!」という衝動でいっぱいになりました。
「頭の中がぐるぐるする・・明日からまた地獄の日々が続く・・なんでここまで努力しなきゃいけないんだ・・」
気づけば涙がこぼれていました。
でも、ぼくは「会社を辞める」という選択肢が取れませんでした。
正直、普段から「会社を辞めたい!」と言っている人の中にも、いくつか属性に分かれます。
「会社がつらい、うつだ。嫌だ・・」そんな風に言っても、なんだかんだ仕事を出来てしまう人もいます。一方で、ぼくみたいに体を壊してしまう人もいます。
そもそも、仕事を無理して体を壊す人には共通の特徴があります。
ということで、今日は「会社を辞めることが出来ない」人の特徴について書いていこうと思います。
1.責任感が強い人
責任感が強いひとは、自分のことよりも他人のことを気にしてしまいます。
いくら自分がつらい状況であっても、まず周りのことを心配してしまいます。それは両親だったり、職場の上司だったり、彼女や友人だったり、色々なひとのことを勝手に考えてしまいます。
例えば、職場の上司からの「期待している」という言葉をいわれたとき、責任感が強い人であればあるほど、「この期待に絶対に答えなければならない」と考えてしまいます。
すると、どんなにつらくても無理して働こうとします。
結局無理して働いてしまった結果、体を壊してしまう。
責任感がつよい人は、こういう傾向があります。
2.真面目な人
真面目な人も合わせて体を壊しやすいです。
「上司から与えられた仕事は必ず成し遂げなければならない。」
「給料をもらっているのだから、それに応じた成果を出さなければならない。」
「死ぬ気で頑張って積み上げて、初めてサボる選択肢が生まれる。」
こんな風に思う人は、あるとき急に体を壊します。
ぼくは、新人の頃に上司に言われた言葉を強く覚えています。
「お前たちは給料の9倍商品を売って、初めて一人前になる。それ以下の人間は赤字社員であり、先輩たちの資産を食いつぶしているんだ。」
この言葉を受けたぼくは、入ったばかりにも関わらず、自分の実力以上の仕事を頑張ってこなそうとしていました。
しかし、人間はそんなに簡単に成長しません。
赤字社員である。という自覚を持つことによって、どんどん追い詰められていきました。
今思い返すと、新人に対してはっぱをかけるつもりで上司は行ったのでしょうが、クソ真面目だったぼくはその言葉を真に受けて、入社して早々罪悪感を抱きながら仕事をしていました。
3.熱中しやすい人
熱中をしやすい人は、体を壊しやすいです。
熱中していると、自分のこころとからだのサインに気づけなくなります。
ぼくは、一個のことに集中すると、どんどん自分の視野が狭くなるタイプです。
もちろん、熱中しているときは良いんです。しかし、ふとした瞬間に熱中が覚めてしまうと、途端に苦しい状態になります。
その状態を上司の目線からみるとどうなるでしょうか?
「たるんでる。」と思われるんですね。
前まであんなに一生懸命仕事をしていたのに、なんで急にモチベが下がってしまったんだ?なんて言われてしまいます。
そんな人ほど、ふとした瞬間に体を壊します。
また、熱中しすぎると、周りの環境に目を向けられなくなります。気づけば自分にとって毎日日をまたいで帰ることが当たり前となり、土日のどちらか仕事をすることが当たり前となり、営業数字を出す事が当たり前のこととなる。
そんな風に自分が熱中しすぎると、周りの環境を見ることが出来なくなります。
そうして「仕事を辞める」「仕事のペースを減らす」ということが、選択肢から外れてしまいます。
「会社を辞めたい!」けど「辞められない!」そんな風に思って仕事を無理して続けていくと、いつか必ず体を壊します。
自分の心のサインを大切にしましょう!