いやあ、ぼく結構モノ申したいことあるんですよ。
「予算」から入る商品の購入ってロクなことないですね。
商品を購入するというのは、それなりの理由があるわけです。
「新しいパソコンを手に入れたい!」「美味しいものを食べたい!」「掃除機を買いたい!」
パソコンを手に入れたいのは、パソコンを使って何かやりたいことがあるわけです。
美味しいものを食べたいのは、美味しいものを食べて食欲を満たしたいからです。
掃除機を買いたいのは、部屋をきれいにしたいからです。
で、パソコンなら3万円台から30万円台まで幅があるわけです。一番下のスペックであれば、WordやExcelちょちょっと使うと、どうしようもなく動作が遅くなる一方で、30万円のパソコンを買えばほとんどのゲームは出来ますし、動画も作れますし、Adobeを使ってクリエイターっぽいことやるにも至極簡単にできます。
意識すべきことは
「自分のニーズを満たすための商品がいくらか?」
ということですよ。
たまにTwitterなんかで「予算10万円以内でお勧めのPCを教えてください^^」なんて質問みますが、、、あれって本当に不毛なわけです。
大事なのは、自分が商品を買う事で、どんな価値を得たいかということです。
必要性はともかく、結婚式の営業の仕方ってぼくは結構好きです。
結婚式の見積もりの出し方って、最初はめいいっぱい色々なオプションを提示してくるんですよ。やれバルーンリリースやら、キャンドルサービスやらもあれば、料理も一番いいものを見せますし、会場の装飾も最初は非常に華やかです。
そうしたサービスがモリモリついた結婚式の価格はめちゃくちゃ高いです。ですが、その中から「いらないもの」を捨てていくことで、自分にとって一番欲しいものがいくらで買えるのかがわかってくるわけですよ。
なので、最初から「予算を抑えたいねー」っていいながら100万とか200万円とかの結婚式をやろうとするとびっくりするくらいしょっぱい内容が出てきます。
でも、「結婚式をする」ということに対してお金を払うのであれば、中途半端にお金を使って失敗する方がよっぽどもったいないわけです。
家を買うときも同じです。予算から先に決めてしまうと本当にしょうもない家しか出てきません。ああでもないこうでもない・・・って時間ばかり過ぎていき、妥協して決めた家に対して不満が募ったり、いいことありません。
そもそも商品を購入するということは、「その商品で満たせる価値」にたいしてお金を払うということです。
ですが、「予算」から入ってしまうと、その「予算を満たすこと」が「商品の価値」よりも優先順位があがってしまうんですよ。
中途半端にお金を使って、商品を買ったにもかかわらずその価値が見出せない。
完全にバッドエンディングです。
だったら、自分が欲しいものをまずはっきりさせてから、その商品が買えるまでお金を貯めるべきなんです。
「予算」から入る商品購入にロクなことはないんです。
終わり!