現実世界のぼくは無類の本好きキャラです。
実家の本棚は壁一面に敷き詰められ、ビジネス・自己啓発・Howto・哲学・小説・専門書・エッセイ・マンガ・・・数えきれない本が敷き詰められています。
自分の家にもクリアボックス2つと、本棚1つ、ギュウギュウまで本を詰めており嫁に「本で家が潰れる!!!」と言われてからもKindleで買い続ける程の本好きです。
そんなぼくですが、実は大学生になるまで、まともに本を読んだ経験がありませんでした。
小学生の時に買ってもらったハリーポッターは全く読まず、いつもマンガを読むかゲームをするか2択の読書好きとは程遠い生活を送っていました。
そんなぼくが本を読むキッカケは、大学1年生のときに経験したインターンシップでした。
この経験の後、「将来大人に騙されないために、本を読み知識を手に入れよう。」そう思いました。
今日はその話をしようと思います!
”日給”800円のインターンシップに成長を求めた話
ぼくは大学生に入学した最初の夏に、インターンシップをすることを決めました。理由は唯一つ、「早く成長がしたかった」からです。
大学生になったばかりのぼくは常に「何者かになりたい」と思っていました。そんなぼくが取った選択肢が「大学1年生からインターンシップをやる」ということでした。
当時は大学1年生からインターンシップをやる人間なんぞほとんどおらず、何より「インターンシップに時給を払う」という発想が無かったんですね。(学生を雇ってあげるのに、お金なんか払う必要ある?って文化でした。)
そんな中、インターンシップを始めた環境はすごいものでした。
- 仕事内容:逆SEO営業(会社の”悪い評判”の記事のページ順位を下げる営業)
- 日給:1日800円
- 拘束時間:朝8時~夜22時
- テレアポのリストは休日に自分で作る。
- 上司の怒号が飛び交うのは当たり前。
- テレアポ中に上司は寝てる。(いびきつき)
まぁいわゆる最強のブラック企業にインターンシップしてしまったわけですな。
同期で入社したメンバーが4人いたのですが、そのうち二人は3日で来なくなりました。
ぼくも必死に頑張ってアポを取れるようになっていったのですが、精神的に不安になり「明日会社いきたくないどうしよう・・・」って一人で震えていたんですね。(今思うとただのバカ)
そんな仕事終わりの帰り道、コンビニで一冊の本に出会ったんです。
それがこちら。
会社・仕事・人間関係で「もうダメだ!」と思ったとき読む本
「今のぼくになんつー突き刺さる本だよこれ!!!!!!」
となり、気づけば本を購入していました。
この本には、会社・仕事・人間関係の考え方についての名言がただひたすら書かれていたんですよね。
帰って一人ベッドで読みながら、号泣しました・・・
「なんでこんな辛い思いしなきゃいけないねん。無理!!!」
こうして、ぼくは翌日会社を辞めることになりました。
生きるのって大変だ。知識をつけよう。
これがぼくの本との最初の出会いです。もしあのときこの本を見つけていなかったら、ぼくは次の日も会社に行っていたでしょう。(日給800円で)
ぼくはこのときの経験で、自分はなんつー視野の狭い愚かな人間なんだ。って思ったんですね。
そこから本を沢山読もうと決めました。大人にだまされないように。自分の軸をしっかり持つために。
知識のない人間は搾取される。時給数十円のインターンを通して、スキルも何もない人間のまま、将来こんな会社に行ってしまったら、ずっと嫌な社会人生活を送ることになる。
「そんなのは嫌だ!」って思ったキッカケから本を読むようになりました。
でも、もしぼくはあのブラック会社に行っていなかったとしたら、本を好きになるのはもっと遅かったでしょうし、全然別の人生を歩んでいたのかもしれません。
あなたが本を読み始めたキッカケはなんですか?
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