仕事を任せられたけどやったことが無いから、どうすれば良いかわからない!
社会人として働いていると、こんな経験がありませんか?
コンサルティングの仕事を始めた時、一番最初に習ったことは、【論理思考】でもなく、【エクセルとパワポのスキル】でもなく、”仮説を立てること”でした。
コンサルティングは、基本的に同じ仕事はほとんどありません。
市場調査で街に繰り出すこともあれば、ある時は何万行もあるエクセルのデータをいじくりまわして、結論を出すこともあります。始めて行う事業の事業計画を作成することだってあります。
全くやったことがない仕事に対して、的確な納品物をつくることが求められます。
そんな時に必要となるのが”仮説”を立てることです。仮説を立てて、行動し、検証し、修正する。
そのサイクルを回していくことでどんどん”理想的なアウトプット”を作り出していく必要があります。
ぼくは今ブログも1日3記事更新できるよう頑張っていますが、全ては”仮説”を作り出す為にやっています。
いくらブログを書いても、どれだけ睡眠時間を削っても、自分のブログの反省点を修正しなければ、成長はないのです。
そこで、今日は”仮説を立てること”について話をしていこうと思います。
仮説を立てるってどういうこと?
まずはじめに”仮説”って、すごくイメージの湧きにくい言葉だと思うんですよね。
仮説とは・・・?
- ある現象を統一的に説明するために立てた仮定。
- 真偽はともかくとして、何らかの現象や法則性を説明するのに役立つ命題のこと。
んー、いまいちちょっと分かりづらいですね。
例を上げてみましょう。
もしあなたが街でパン屋を営業しているとしましょう。
そのパン屋さんは売上が乏しく、何かしらの方向転換を迫られていました。
そこであなたは考えました。
”出張販売を始めれば売上が増加するのではないだろうか?”
このパン屋さんの周りには、テニスコートや公園などレジャー施設が豊富です。実際にそこに行ってパンを販売したら”売上が増加するのではないか?”
実際にあなたは、出張販売をやってみました。すると評判は上々、出張販売で購入をしてくれたお客様が、今度は直接お店に来てくれるようになり売上が増加しました。
”出張販売を始めれば売上が増加するのではないだろうか?”
このように、根拠となりうる理由を元に出した仮定が仮説と呼ばれるものです。
失敗しても良い。
仮説を立てることで、成功しても失敗してもどちらでもメリットがあるのです。
- 成功した場合→純粋にラッキー。
- 失敗した場合→”訪問販売”は失敗であるから、次の手を打てる。
分からない問題を考えるときには、まず”成功と思える方法とその理由”を考えるのです。
仮に失敗したとしても、それは悪手であったと結論付ける事ができます。
そのプロセスを高速で回していくことで、”最短距離でゴールに近づける”のです。
がむしゃらにやるだけじゃ成功しない。
がむしゃらに頑張るだけは、どんな人もやっています。ブログの記事更新だってそう。ただ記事を上げるだけならそんなに難しいことじゃありません。
大事なのは、”まず仮説を置くこと”なんです。
○○のジャンルをこういうトーンで書くのが一番PVが上がるのではないか?○○な記事が反応が良いのではないだろうか?
このように、目的意識を持って実際に行動し、検証するというサイクルを繰り返していけばいくほど、どんどん自分の知識は蓄積されていきます。
仮説を立てるクセがつくと、様々な解決策を自分で想像出来るようになります。がむしゃらにやって”ダメだ~”って諦めるクセもなくなります。
成功するにしても失敗するにしても、どちらにせよプラスに働いていくのです。
何か物事を行う前に、まず”仮説”を考えるクセを是非つけてみてください。アウトプットの質がグンと上がると思います。
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