IT業界って、プログラミングが必須みたいなイメージありますけど、必要ない職種もたくさんあるんですよね。
「プログラミングが無理だからITは諦めた。」って言う人、本当に損してるなぁって思います。
今日はプログラミングが出来なくて、IT業界で仕事をしていない人に向けて、IT業界をオススメする理由を書いていこうと思います。
→AI時代に中間管理職はいらない】大企業で出世を目指す努力は無駄になる。
1.世の中の流れが分かる。
テクノロジーとトレンドは密接に絡まっています。
例えば、2017年に仮想通貨が大いに盛り上がりましたが、多くの人は「ブロックチェーン」ってなんぞや?という感じだったと思います。
ブロックチェーン自体は2016年にはIT業界ではトレンド化しており、どちらかといえば仮想通貨という言葉のほうがマイナーでした。
スマートフォンやパソコンと同様に、世の中ではテクノロジーの進化からトレンドが形成されていきます。
IT業界にいると、テクノロジーの部分に密接に絡まることが出来ますし、その知識を習熟する必要が求められます。
本業で飛び込み営業やって同じ商品を売りながら、トレンドの言葉をキャッチアップするのって簡単なことじゃありません。
本業をやるためにテクノロジーの知識を仕入れる必要がある。その結果世の中の動きに敏感になることができます。
→IT業界の人手不足は本当なのか?⇒足りてません。それでも人が入らない理由
2.給料が高い。
2点目のメリットはこれに付きます。
DODAの平均年収ランキングを見ると、IT業界は2位です。総合商社には及ばないものの、業種別平均で466万円とメーカー以上に高い給料があります。
特に、勤め人として仕事をするのであれば、給料が高いに越したことはありません。
給料が毎月3万円増えるだけでも非常に大きいですよね・・・
ぼくも事実、IT業界に転職して年収が大きくアップしました。なかなかここまで給料が上がるケースは無いと思いますが、いずれにせよ他業界から転職するのであれば年収の伸び幅は非常に大きいと言えるでしょう。
詳しくはこちら→転職で年収をアップさせる方法⇒”コネ”を作れる会社に行こう。
3.希少性が高い。
ITはたくさんの専門用語を覚える必要があります。HCI,DR,JSON,RPA,HW,MW,SW,API,,,,,横文字記号のオンパレードです。
他業界の人だと、会議に出ても何喋ってるかわからないと思うのが当然のことでしょうし、他業界の人とお話するときにはかなり意識してお話することを求められます。
逆に言えば、こうした前提知識の上で成り立っているのがIT業界です。
だからこそ、転職するにしても同業界だった人がほとんどです。外部からいきなり入れて戦力になるような業界じゃないんですよね。
だからこそ逆に言えば希少性が非常に高くなります。需要に比例して人材は全く足りておらず2030年には78.9万人のIT人材が足りなくなると言われています。
これって裏を返せば最高のリスクヘッジになりますよね。
→AIを始めとしたテクノロジーはどのように人間のスキルを奪っていくか。
まとめ:やりたいことがないならIT業界で働いてみよう。
特にやりたいことが無いけど、「給料が稼ぎたい。」「仕事に困らないようになりたい」「世の中の流れに興味がある。」そんな人にはめちゃくちゃお勧めの業界ですね。
結構誤解されがちなんですけど、IT業界だからって、「全員プログラム書いて仕事してるわけじゃない」ですからね。
プログラムが書けないからIT業界で働けないのではなくて、ただ専門用語が多くて戦力化に時間がかかるって話です。覚えちゃえばいいだけなんですよ。
最近は人手不足から未経験で採用する企業も増えてきました。今は好景気で需要も右肩上がりなので、求人数も増えていますが将来的にこの流れは冷え込んでいくでしょう。
チャンスを生かして、是非IT業界に挑戦してみてください。応援しますー!
【関連記事】→戦略的勤め人にこそ、IT業界をお勧めしたい。
【関連記事】→【IT業界の誤解①】IT業界は、プログラミングが出来なければならない。