本がつまらない。読めない。そんな人が増えているといいます。
昔は本を読むことが、情報を取得する為に最も効果的な手法のひとつでした。情報を得るためには本を読むか、誰かの話を聞くしか方法がありませんでした。
しかし、現代にはスマートフォンという文明の利器があります。Google先生にキーワードを入れれば、最も良質だと判断した情報がまっさきに提示されます。
「本読むのめんどくさい・・・」
「文章が長い・・・」
「話がわかりにくい・・・」
そんな風に思われても仕方ないと思います。
そんな中、あえて本を読む理由とはなんでしょうか?
今日はその話をしていこうと思います。
この記事の内容
- ネットは点の情報・本は線の情報
- 本の方が情報の信憑性が高く感じられる。
- 長文を読むことが出来るようになる。
ネットは点・本は線
ネットの情報と本の情報の違いは”点と線”の違いです。
ネットで調べた答えだけに固執すると、背後関係がわからなくなります。
例えば、ネットで調べると、そのキーワードにジャストミートした答えが返ってきます。「仕事 つらい」であれば、「仕事がつらい時期に、心に響く名言」とか。
そうした記事をいくつも見ていくことで、そのテーマについて点を少しずつ理解していくのがネット記事の読み方です。
対して本は、一個のテーマにおいて様々な切り口で話が展開されます。
その問題の背景や、周辺知識等を仕入れたい時に、本は非常に役立ちます。
本の方が情報の信憑性が高く感じられる。
例えば、次の2人が主張をしているなら、あなたはどちらの情報を信用するでしょうか?
Aさん
- ブログの記事を読んで○○って書いてあったからこうだと思うよ!
Bさん
- 本を読んで調べた所、こうした情報があったから、こう考えられる。
こうした場合、どちらかの情報を信用するとしたらBさんが信用されます。
本は、少なからず出版社という企業が探してきた著者が書いている情報です。
現段階の社会ではまだまだ本の方が情報の信頼度としては高いです。
長文を読むことが出来るようになる。
現代はスマホの時代のため、どうしても長文を読むことが苦手となります。
どんなんい長いと言われるブログの記事でも、せいぜい10000字もあれば超絶長い方、最近のニュースメディアなんかは、ブログよりも文字数が少ないということがあります。
一般的に文章の読解力というものは、使わなければどんどん落ちていきます。
そして、長文を理解するためには長文を読む訓練が必要です。いざ長文を読まなくてはならないときでも、長文を読めなくなってしまいます。
長文の方が時間もかかりますし、理解をするのも難しいですからね。
論理を理解するための訓練としても長文を読むことは非常に重要だと考えられます。
まとめ
- ネットは点の情報・本は線の情報
- 本の方が情報の信憑性が高く感じられる。
- 長文を読むことが出来るようになる。
本を読む機会が少ないとそれに伴って長文の理解がどんどん出来なくなってしまいます。
ネットにある情報も非常に大きな価値ではありますが、専門的な意見や情報をインプットするためには、やはり本を読むことは重要でしょう。
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