IT業界の人手不足問題は何度か記事を取り上げていますが、この傾向は本当に変わっていません。
ぼくが勤めている会社でも、圧倒的に技術者が不足しており、色々な場所に支援を依頼しています。
世の中は需要と供給で出来ているので、需要が高いITエンジニアは圧倒的に給料が高いです。
20代で年収500~800万円くらいまではよく聞く話ですし、実務経験1~2年のフリーランスは大手の正社員より3倍くらい稼いでいます。
今、東京オリンピックまでは需要が拡大し、その後は分からないと言われていますが、それでも他の業界にくらべたら急に仕事が無くなる可能性は非常に低いです。
もしお金と時間を手に入れて生活を安定させたいのであれば、IT業界ほどおすすめなところって無いなぁと思っています。
じゃあどんなスキルを身につければいいの?
その答えのひとつとして、ぼくはRPAをオススメしたいと思います。
この記事の内容
- RPAって何?
- RPAをオススメする3つの理由
- まだまだ普及したばかりで技術者が少ない。
- 未経験でも勉強できる環境がある。
- 業務系コンサルなんかのキャリアパスも狙える。
Contents
RPAって何?
RPAはRobotic Process Automationという言葉の略称です。
直訳すると「ロボットによるプロセスの自動化」です。
RPAは企業で行っている定形業務(メール送信・データ加工・抽出・突合)を設定することで、日次~月次の単純作業を自動化することが出来ます。
(詳しくはこちらを見て頂けると幸いです。)
「将来仕事が無くなる。」ってどういうことなのか、知りたければこの動画を見てほしい。
RPAは2017年頃から急速に広がっていき、電通や三井住友銀行なんかでも積極的に取り入れ、業務効率化を推進しています。
電通、RPAツール「UiPath」導入で業務改革を推進 2017年内に400業務を自動化へ
RPAをオススメする3つの理由
ぼくがIT業界の未経験者にRPAをオススメする理由は以下の3つです。
- まだまだ普及したばかりで技術者が少ない。
- 未経験でも勉強できる環境がある。
- 業務系コンサルなんかのキャリアパスも狙える。
順を追って見ていきましょう。
⇒IT業界は人手不足|プログラミングが出来なくてもお勧めする理由
まだまだ普及したばかりで技術者が少ない。
先程も記載したように、2017年頃から市場に浸透してきました。
そのため、扱える技術者が少ないというのも1つの強みです。
RPAはVB.netという言語やVBScriptという言語をベースに、GUI(視覚的に操作出来る)ように開発されたツールのため、わりかし簡単に作れます。ただ、ノンプログラマや業務系の知識が大きく求められるため、給料も割と高めに設定されています。
技術者も多くないので、相対的に価値も出しやすいです。
これが1つ目のポイントです。
AIを始めとしたテクノロジーはどのように人間のスキルを奪っていくか。
未経験でも勉強できる環境がある。
RPAの2つ目のおすすめポイントは「未経験でも勉強できる環境がある」ということです。
例えば、RPAツールに「UiPath」というものがあるのですが、こちらは公式ページから実際にツールをダウンロードして利用する事ができます。
かつ、無料で受けれる動画講座もあり、テストも含めて合格することで資格をゲットすることができます。
これを持っているだけで企業にアピールすることができますね。
業務系コンサルなんかのキャリアパスも狙える。
3つ目は給料の高い業務系コンサルタント等のキャリアパスも狙えることです。
ロボットを作成するためには業務フローを理解する必要がありまして、「業務をどのようにすれば効率的か?」「どうすれば改善できるか?」なんてことを考える必要があります。
これが出来るようになると、外資系コンサルティング会社の業務コンサルタントなんかのキャリアパスも見えてきます。
ワークはハードになりますが給料も段違いで高いので、もしサラリーマンでお金を稼ぎたい!と思う人であれば悪くない選択肢に思えます。
ロボットに仕事を奪われないためには、「スキルの掛け合わせ×パーソナリティ」が必要?
まとめ
本日は人手不足のIT業界に入る際にオススメなRPAのメリットについてお話しました。
- まだまだ普及したばかりで技術者が少ない。
- 未経験でも勉強できる環境がある。
- 業務系コンサルなんかのキャリアパスも狙える。
サラリーマンとしての価値を上げたい。給料を上げたい。なーんて考える方であれば是非おすすめしたいところです。
⇒IT業界の人手不足は本当なのか?⇒足りてません。それでも人が入らない理由