今日は友人からのお誘いで、ワンダーフェスティバルに参加してきました。
ワンダーフェスティバルとは?
- 7月29日(日曜日)にあったガレージキット・フィギュアの祭典
- 日本中のフィギュアクリエイターが幕張メッセに集まる
- コミックマーケットに近い。アニメ・ゲーム・マンガキャラのフィギュアが勢揃い
うすうす気づかれてると思うんですが、実はぼくも結構アニメ・ゲーム好きなんですよね。
といいつつも、実はこうしたアニメ・ゲームイベントには初参加。
友達がガレージキットの出展をするということで、
ぼくも応援に駆けつけました。
いや、ホントね。
最近ブログばっかり書いているぼくだけど、
こうした本物の作品に出会ってしまうと、
自分の頑張りなんか大したもんじゃないなぁって思ってしまう。
お金よりも何よりも、自分の作品に魂を込めて、誰かに共感を得たい。
そんな熱意が感じられる素晴らしいイベントでした。
(初号機かっこよすぎ・・・)
この記事の内容
- クリエイターは命を懸けて作品を作っている。
- 好きなものこそ上手になる。
- 1~2年程度じゃ、道を極めることは出来ない。
クリエイターは命を懸けて作品を作っている。
まず会場に行って、一番に感じたのは、溢れんばかりの作品への愛でした。
ワンフェスでは、主にホビー系の企業が出展している「企業ブース」個人クリエイターが自作したフィギュア等を出展している「個人ブース」の2種類に分かれています。
個人が作成したガレージキットが並んでいるのですが、
もう本当ね、趣味のレベルを超えているんですよ。
友人は、個人ブースに出店しており、ガレージキットを10個販売していたので、色々話を聞いてきました。
- 準備は3ヶ月程前から!出展作品を決めて版権等の申請を出す。
- 販売額はおおよそ5000円~15000円
- しかし原価が非常に高く、全部売れたとしても赤字。
いやー、仕事として考えたら全く割に合わないですよね。
友人は毎日夜中3時頃までこの制作に取り掛かっていたようで
時給で換算したら何時間になるんでしょうか・・・?
それだけ頑張っても作りたい理由は
「自分の作品を知ってほしいから。」
とのことでした。
好きなことじゃなければ、とてもじゃないけど真似出来ませんよね。
ピューロでハローキティ歌舞伎を見て25歳男が感動した話|感想書いた
好きなものこそ上手になる。
こうしたキットを作るのには、2種類の方法があるそうです。
- 粘土をこねて原型を作成する。
- 3Dモデリングソフトを使って作成する。
なんと、友人はこの出展をするにあたって初めて3Dモデリングソフトを覚えたそうです。
ぼくはあまり詳しくないのですが、3Dモデリングってめちゃくちゃ難しいらしいんですよ。
そんな一朝一夕で身につく技術ではありません。
使ったこと無い難しいソフトをわずかの期間で習熟できる。
これってやっぱり、好きだからだと思うんですよね。
好きなことがないなら、嫌いでないことをやろう。⇒好きを見つけるアプローチ
1~2年程度じゃ、道を極めることは出来ない。
もちろん友人がこのツールを短期間で習得できたのは、
好きだっただけが理由ではありません。
友人は幼稚園の頃から、こうしたプラモデル制作などをコツコツやり続けていました。
そうした下地があるから、今回のような短い期間でも、造形物の勘所を見極めて作ることができたんでしょう。
この話を聞いて、ブログも同じだなぁって思ったんですよね。
人を感動させる文章だったり、人に行動を動かす文章だったりは、
一朝一夕で身につくものではないし、たかだか数ヶ月やっただけで
身につくことではないんでしょうね。
こうしたクリエイターとしての心構えというか、こだわりをまじまじ見せつけられた。
良いイベントでした!
(初音ミク様がお美しかった・・・)