10月20日(日)にサンクチュアリ出版さん主催の「凡人の戦略~私の軌跡と学び~」に参加してきました。
スピーカーを務める足立先生と言えば、
- 月収ウン百万のアフィリエイターであり
- 1日19記事?書いた男であり
- アフィリエイトに必要なものは「根性だけ」と提唱する
僕のアフィリエイトの師匠でもあります。
そんな足立先生の初?トークイベントでもあるこのイベント。正直最初に「凡人の戦略」というテーマを聞いた時に
「先生が凡人っていうのはやめてくださいよ!」
と思わず突っ込んだ覚えがあります。
正直、この人は凡人では無いと思っていました。
しいて言うならばサイボーグ?これほど弟子に背中で語り、未だに記事を書き続けるアフィリエイターの方を僕は知りません。
そんなサイボーグに見える足立先生がスピーカーをしたこのトークイベント。
今日は、このブログで足立先生トークイベントの感想と考察について書いていこうと思います。
では早速行ってみましょう。
トークイベントの内容は?足立先生の人生の軌跡
トークイベントの内容のサマリーは以下となります。(サマリーとはいえ長いので、気になる文章だけ読むのがおすすめです。)
- 自分が何者であるか気づくことから始まる。ほとんどの人は漫画のような特殊能力を持ち合わせていない凡人である。いつそれに気づくか。
- 気づき、自分を見つめる事から始まる。想像し、気付くことで初めて問題を解決し、進む事が出来る。
- 八方美人だった自分が、友達が一人もいないと気づいたとき。ここが下限であり世の中との接点が無いゼロの状態と知った。そして気づいたのは「人間のことを知らなければならない」という事だった。
- 人の心を知り人心掌握が出来る事で、初めて「自分を主体」に生きることが出来る。フラットで人畜無害な自分から、偏りの自分へ。
- 受験の失敗と合格から、戦略の重要性を知る。その戦略の学びが教育の営業につながる。営業の話し方。クロージングや重要度と緊急度の理解から、話し方の重要性に気付いた。
- 自分は鶏口牛後が良いと知り、尖りからチームワークを学ぶ。組織の立ち回りに気付いた。
- ギャンブルをやらない覚悟を決める。父の死から愛は気づきだと知った。
- 有意義な時間を過ごしたいという思いからアフィリエイトをする。正しい場所で正しい方向に、正しい努力をしたら叶うものだと知った。
- 遠くからは見えるが、進んでるものほど山頂は見えなくなる。到着地前で初めて新しい道がわかる。
- ミクロでは不合理でも、マクロで見たら合理的。自分なりのストーリーを作る重要性に気づいた。
- 自分と同じ能力の人20人に勝つと考えたら、どう動くべきか。そこに勝つためには睡眠時間を削っても頑張らないといけないと知った。
- 今日だけ頑張る。戦略を立てたら後は行動だけ。
- 座右の銘を持つ。人生は気づきで変化するのだ。
足立先生の生きてきたエピソードの中で起きた「気づき」を抽出し、どう思い、どう行動したのかを語った今回のトークイベント
このトークイベントを聞いていて感じたのは強烈な共感でした。
ここから少し、僕自身の話になりますが、ぼくは昔に遡るほど、良い記憶がありません。
コンプレックスの塊で、いじめられていた経験もあり、人に誇れるものなんて何もなかったです。
それが当時はつらくて、誰とも関わりたくないし、誰にも自分に干渉されたくないが為に人に媚び、居場所を作る事で、目の前の現実から逃げていました。
でも、誇れるものが何もない自分に気付いた時、いくら悲観した所で自分以外の人生を歩むことが出来ないと悟った時、初めてコンプレックスを受け入れる事が出来た覚えがあります。
今の自分を正しく認識すること。認識することが出来れば、変わるための努力が出来る。
ソクラテスの有名な言葉に「無知の知」というものがあります。
「あなたは物事を知っているというが、私は物事を知らないという事を知っている。そのことを知っている為、私はあなたよりも世界のことを知っている。」
自分のことをありのまま見つめ、受け入れる事で初めて、人は知ることが出来る。
足立先生もきっと、自分自身の課題点を一つ一つ見つめなおし、その課題点を克服しようとすることで、一歩ずつ歩んでいったんだろうなと想像できます。
このプロセスを見て、「足立先生は、凡人であり、凡人と理解して行動したからこそ、周りの人から凡人と思われないレベルの自分を手に入れる事が出来たのだ。」と知ることが出来ました。
人は自分の「想像」を超えられない。
人は、自分が思っている以上に自分の欲求について知りません。
もっとお金が稼げるようになりたい。
良い女と付き合いたい。
社会的に成功したい。
将来に不安がある・・
そういった漠然とした欲求を持つことはあっても、具体的にどうなりたいのかがわからない。
だからこそ、多くの人が悶々とした日々を過ごし、「何か良いことがないかな」と淡い希望を抱きながらゆっくりと消耗していくのです。
その自分と折り合いをつける為に必要なのは、「現状の自分をしっかりと見つめなおし、自分が描きたい姿はどういったものか想像する」こと。
自分が想像できるから、初めて現状との差分がわかる。
想像した世界が狭かったり、想像が地に足ついていなければ、その想像を果たすことは出来ないのです。
葛藤をしているからこそ前に進める。
このセミナーの後懇親会で色々な人と話が出来ました。
「アフィリエイトをやっているけど、作業がしきれない。自分が嫌になる。」
という意見や、
「これ以上頑張れない。記事を書く事に限界を感じる。」
ともがきながらも一歩ずつ前に進んでいる人たちと話すことが出来ました。
僕がアフィリエイトを始めたのは1年と少し前ですが、全く同じだった覚えがあります。
足立先生が話す言葉や行動に共感し、その行動を自分に求めながらも、実際はその行動に満足できない事ばかりでした。
成果は出ないし、作業も追いつかない。理想とする文章も書けなければ、アクセスも伸びない。
でも、そうやって何度ももがき絶望を繰り返しているうちに、少しずつ自分の能力は成長し、その繰り返しで少しずつ成果が生まれ、気付けば過去の自分がたどり着きたかった場所に、少しだけ近づくことが出来ています。
人は悩み、迷いながらも前に進もうと努力することで初めて新しい世界に進める。
自分の課題や、問題を受け止め、絶望しながらも行動を続けることで初めて到達できる場所がある。
そんなトークイベントのテーマについて改めて深く考える時間となりました。
終わりに
足立先生のトークイベントをきっかけに久々に更新したブログでしたが、ずいぶんエモい文章かつ、身内向けな記事になりましたw
でゅおというアカウントを作って1年半、サウザーさんとの出会いから足立先生のアフィリエイトコンサルを受け、SEOやブログと向き合い行動し、気付けばWebマーケティングの会社で楽しく働き、人生の風向きが少しずつ良くなっているように思います。
今の自分に満足を覚える一方で、もっと楽しい事は出来ないか。今の自分に足りない事はなんだろうか。
改めて振り返り、今後の人生戦略について考える良い機会となりました。
トークイベント後にお話ししてくださった皆様、そして足立先生と塾生の皆様、今日はありがとうございました。
終わり。