仕事・キャリア

残業するのが”当たり前”な職場に居るべきではない理由

あなたが所属している会社では、残業は多いですか?

電通でストレスから24歳の女性が自殺してしまった事件の後、企業では急速に残業制限が進んでいます。

一部上場企業では徹夜で残業することを公には出来ない時代となりました。ひと昔前では不夜城と呼ばれていたビルも、今では22時完全照灯なんて文化が根付いているのは当たり前です。

ドイツでは1994年に制定された「労働時間法」というものがあります。この法案は形骸化している日本の労働基準法と違い、「労働日は8時間を超えて仕事をしてはならない。」といったルールが厳格に守られ、違反者は法律で罰せられることすらある国もあります。

そんな中、残業が当たり前となっている会社は日本に多いです。

「22時前には帰れてる。」「毎日残業するのが当たり前」そんな職場で働くべきではない理由をお話出来ればとおもいます。

残業は”癖になる”

残業を一度してしまうとクセになります。本来就業時間は8時間×5日=40時間であり、月に160時間働くのがスタンダードです。

 

本来18時までの定時のところ、19時、20時・・・場合によっては22時や午前様になってしまうこともあるでしょう。

これがたまにだったらまだ良いのです。しかし、その残業が定常化していたら注意が必要です。

20時まで働くのが当たり前になっていませんか?

残業しなくても良い日に、定時以降も残っていませんか?

もしそんな風に日々を過ごしているのであれば、注意が必要です。

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日中に仕事が進められていますか?

ぼくは基本的に内勤なのですが、社内を見ていると日中の貴重な時間を無駄にしている人が多いです。

誰かどおしゃべりをして手が止まっていたり、なんとなくダラっと過ごしている人はたくさんいます。

それで定時に帰れるのならまだいいでしょう。しかし”残業を前提”で考えているのであれば注意が必要です。

時間は非常に貴重です。そしてほとんどのサラリーマンは1日8時間を勤めている会社に支払っています。

8時間あれば、2時間の映画を4本も見ることが出来ます。本だって3冊は読めるでしょう。8時間あればブログを何本かけるでしょうか?

それだけ労働しながらも、残業するのが当たり前となってしまっているのは、働き方に問題があるか、生産性に問題があるかどちらかです。

どうすれば最短で業務を終わらせられるか、それをまず考えましょう。早く終わらせて定時までのんびりしたっていいんです。無駄なことは辞めましょう!

「時間が無い。」って言い訳してたら人生終わっちゃうよ。

終わりに:残業根性が染みつかないようにしよう。

残業は、やればやるほどクセになります。ぼくは新卒で入社した会社で、徹夜も休日出勤も問わない程働いていました。その頃の感覚を思い出すと、多少時間がかかる業務なら、ゆっくり定時が終わった後や、休日にやれば良いや。って思いがちです。

サラリーマンがこのように仕事を持ち帰り、日々の余暇時間を使ってしまうと何時まで経っても先に進むことは出来ません。

また、最初は自分にとって残業は嫌なものだったとしても、残業文化が体にしみこんでいくうちに、他の人間に求めてしまうようになるかもしれません。

「若いころはこれくらいの残業なんて当たり前だった!」

「今の時代はいいよなぁ・・・楽で・・・」

こんなアホなことを言わないようにしましょう。1日8時間も使って、仕事が終わらないなんておかしい!もし自分の会社に残業文化が残っていたら、自分もだんだんその会社の考えに染まっていくのだと思いましょう。

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おわり。